テッレ デル バローロは1958年にアルナルド リヴェラによって設立された生産者協同組合で、22の葡萄農家が参加して設立されました。
現在、組合員は300軒を超え、所有する葡萄畑は、バローロを産出できる11の村全てにあり、合計で600haにも及びます。
1978年より、参加する組合員に栽培面での技術サポートとして、有機化合物や天然肥料を使用する等、今日のワイン市場を想定した指導を行なって来ました。
栽培農家が手塩にかけて育てた葡萄をブレンドし、ひとつのワインに仕上げるという、協同組合だからこそ出来る利点があり、品質の高いワインを生産しています。
葡萄やワインを選別することができ、良いワインのみを自社ラベルで瓶詰めし、品質に納得のいかないものは、バルクで他社に売ってしまいます。
これにより、テッレ デル バローロの名前でリリースするワインについて、品質が保証できるのです。
スタンダードクラスのワインについても、テッレ デル バローロだからこそ出来る品質追求によって、クオリティの高いワインが生み出されています。
カ ヴィオラやガヤで経験を積み、2003年よりテッレ デル バローロで働き始めた醸造家のダニエーレ ポンツォがワインの品質の鍵となる重要な人物です。
2007年からは、醸造家のトップとしてワイナリーを牽引し、ダニエーレが参加してからのワインは明らかに品質が向上しています。
ドイツのマイニンガー出版社が発行する有力なワイン専門誌『Weinwirtschaft』の2023年版で、イタリアの生産者組合48軒のうち、テッレ デル バローロが第1位に選出。「組合だからこそ出来る品質追求」と「醸造家ダニエーレによる緻密なワイン造り」が組み合わさった現在のスタイルは、今まさに世界から称賛され始めています。
醸造責任者のダニエーレ ポンツォは、価格以上のものになると考え、このワインに力を入れています。
バローロのセカンド的なポジションではなく、ネッビオーロ ダルバとして第一線に立てると考えています。
畑は、ランゲの様々な村にあり、粘土質石灰岩土壌です。収穫時に選別します。
発酵前にコールド マセレーションし、色とアロマを抽出します。
26~28度で、8~10日間発酵させます。トノーと大樽で短期間熟成させています。
また、ワインに甘さが出て、タンニンが丸く柔らかくなるよう、半分の樽のロースト温度を低くし、焼き入れの期間を長くしています。
スミレ色の縁どりのある典型的なネッビオーロの赤色。
スミレやバラ、ベリーの香りに、熟成による樽の風味が感じられます。
味わいは力強く、しかもデリケートです。程よいタンニン、甘ささえ感じさせるフィニッシュがあります。
■生産者:テッレ デル バローロ
■生産地:イタリア / ピエモンテ
■原産地呼称:D.O.C.ネッビオーロ・ダルバ
■葡萄品種:ネッビオーロ
■熟成:樽で数ヶ月
■インポーター:稲葉
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